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情報資産台帳

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Information Asset Register。IARは、政府や官公庁が保持する大量の情報に関するメタデータをとりまとめて登録したものだ。広義のIARには、データベースや過去のファイル、最近の電子ファイル、統計情報、研究結果なども含まれる。

EU PSI指令は、公開情報の再利用をしたい人向けに、資源の登録簿を作ることの重要性を認識している。所属するメンバーに、一覧表やポータルなどの何かを提供するよう要求している。こんな要求だ。 ” Tools that help potential re-users to find documents availabl for re-use and the conditions for re-use can facilitate considerably the cross-border use of public sector documents. Member States should therefore ensure that practical arrangement are in place that help re-users in their search for documents available for reuse. Assets lists, accessible preferably online of main documents (documents that are extensively re-used or that have the potential to be extensively re-used), and portal sites that are linked to decentralised assets lists are example of such practical arrangements.”

IARはいろんな方法で構築できる。政府の各省が独自にIARを作って、それを国家のIARにリンクしてもいい。IARには、公的機関が持つ情報の中でも積極的には公開するつもりのないものも含めることもできる。そのようにして、どんな情報があってどれがリクエストできるのかを公衆に知らせることができる。 “こういったIARを使う側にとって重要なのは、持っている情報を登録する人たちが、可能な限り完全なものを登録することだ。これで、ドキュメントが確実に見つけられるという信頼を得られるようになる。不完全な登録があると、深刻な問題になる。IARの信頼性が落ちてしまい、それを使って情報を探そうという気をそいでしまうことになるからだ。”

IARの中のメタデータは包括的なものにし、サーチエンジンがきちんと機能するようにしておくことが重要だ。オープンガバメントデータの精神にのっとると、公共団体はIARを、オープンライセンスのもとで生のデータとして大衆に公開しないといけない。そうすれば民間のハッカーがそのデータを活用して、たとえばサーチエンジンやユーザーインターフェイスを作ってくれるかもしれない。